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問い合わせ先：mahlergstav@gmail.com 2022年9月作成 |
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16．松ケ平（旧草牟田小学校） 松ケ平は、現在の城西公民館に相当する。
上に、「松ケ平」の現況を示す。ここは、旧草牟田小学校であった。草牟田小学校は大正13年開設で、昭和47年城山団地に移設した。下の写真は旧草牟田小学校校門付近で、今は城山団地に抜ける道路（通称、出逢い坂）となっている。この坂を上り切った所に、新草牟田小学校がある。 写真の出逢い坂の左側は鹿児島高等技術専門学校で、右側が城西公民館。旧草牟田小学校は、両者にわたっていた。旧草牟田小学校は、当時としても手狭であったが、昭和30年代には1学年5クラスから６クラスで約1500人の児童が在籍していた。今ならばマンモス小学校であるが、当時は中堅規模の小学校であった。
旧草牟田小学校の写真を下に示す。国旗掲揚台の位置から、昭和35年以前の写真と思われる。
運動会の一コマであろう。今から60年以上前で、今となっては児童は70歳程度、教師父兄も90歳から100歳程度で多くは鬼籍にあるだろう。写真も不鮮明で、本人以外には被写体を同定できないと思われるので、敢えてマスクせずに示す。この写真でわかることは、旧草牟田小学校の裏手は山であったことである。この山は、草牟田の小字「後ケ宇都」である。ここの麓には城山への通路があった。城山への遠足時には、ここを利用していた。
城山への通路の現況を上に示す。団地造成前は、この写真の左側は山で、城山団地造成で切り崩されてしまった。団地造成前は、ミニエー弾を拾ったものである。鉛のどんぐりと呼んでいて、ありふれたものであった。勿論、西南戦争の遺物である。 |
