評価済核データ

 

中性子と原子核との相互作用の大きさを表す中性子断面積は、ほぼ全ての原子核について編集されている。安定同位体ばかりでなく、極短寿命の放射性で同位元素でも重要なものについては、整備されファイル化している。

 

これらのファイルは米国と日本で整備されている。何故か、日本と米国で値は微妙に違うようであるが、どちらかが圧倒的に優れているといえないようである。当たり前だ。どちらかが、圧倒的に優れていたら、2つあるはずがない。

 

日本は、JENDLというファイル名で、以下のURLから誰もが自由にダウンロードできる。

http://wwwndc.jaea.go.jp/jendl/j40/j40f10.html

例えば、上記URLにアクセスすると、

 

 

ウラン238のファイルが欲しければ、矢印をクリックすると、

以上のようなファイルが表示されるので、これを保存なりダウンロードなりすればよい。

 

内容は、常識で判断できるようなものではないので、詳細は

http://www.oecd-nea.org/dbdata/data/manual-endf/endf102.pdf

上のURLからFormatの情報を入手できる。

 

米国の場合は、ENDFと言い、下記URLから同様にして入手できる。

http://t2.lanl.gov/data/endf/endfvii.1-n.html

 

米国にコネが多い人は、ENDFを、日本にコネが多い人はJENDLを選べばよい。

 

 

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